こんにちは、ミウラアケミ(@akmnred)です。
早いもので、かれこれプログラミングを始めてから一年以上が経ちました。
これまで新卒入社した制作会社で、10年間DTPオペレーターとして勤めてきましたが、紙媒体に将来性を感じなくなり、社会人5年目くらいの頃から転職を意識するようになりました。
また、転職するなら20代のうちにしたいというのが私の中であり、以前から興味があったWeb系の仕事に就きたいと考えるようにもなりました。
その中でも、プログラマーという職業に将来性を感じ、去年の3月からオンラインスクールでの勉強を開始。
4月にはWeb業務システム系のベンチャー企業に内定が決まり、7月に29歳、未経験でプログラマーへと転職を果たしました。
半年ほど自社で研修と言う名の自己学習をした後、今年の2月からは客先に常駐して、PHP案件やJavaScript案件をこなしています。
まだ3ヶ月弱ですが、実際に現場で働いてみて思うことは、勉強と実際の案件は全然違うということ。
勉強はあくまで基礎的な知識しか身に付かないので、現場でそれが役に立つかというと、あまり役に立たない。
もちろん基礎も大事ですけどね。
実案件では日々、様々な要求をされます。
仕様変更なんてのは当たり前。
なので、応用力がかなり必要になってきます。
でもその応用力っていうのは、独学ではなかなか身に付いていかないんですよね。
私の場合は完全な独学ではなく、オンラインスクールで講師とマンツーマンで学習していましたが、それでも学べることは限られていました。
デバッグ(バグを発見し修正すること)の仕方とかほとんど教えてもらえなかったから、デベロッパーツールがあんなに便利なものだなんて開発現場に出るまで全然知りませんでしたし。
つい2ヶ月くらい前までJavaScriptのデバッグの仕方なんて、console.logとalertしか知りませんでしたから。笑
よくそんなレベルで現場出れたなって話ですよね。笑
まあそんな訳なので、現場に出てからここ2〜3ヶ月の間で、急速にスキルアップしていってる実感があります。
まだまだ知らないことはたくさんありますが、何度も同じような壁にぶち当たっていくうちに、バグの原因を特定するのも上手くなってきました。
徐々にですが、自分だけでバグを修正出来ることも増えてきました。
プログラマーというのは、この問題解決力が一番大事です。
プログラムをガリガリ書いてる時間より、バグの対処に費やしてる時間の方が長いですからね。
寧ろ1日の大半がデバッグ作業で終わっていきます。笑
しかしもう一段階スキルアップしていくには、インプットだけではなくアウトプットも大事ですよね。
せっかくブログという場があるので、今後学んだことは、このブログに備忘録として残していこうかなと思います。
自分用のメモではありますが、同じところで躓いた方の手助けにもなれたら幸いです。
未経験からプログラマーになった身として、初心者の方に寄り添った形で書いていけたらいいなあ。
さて、前置きが長くなりましたが、早速最近学んだことを書いていこうと思います。
Mac OSでコマンドラインを使いたい
私は仕事ではWindowsを使っていますが、自宅では専らMacbook Proです。
Macとはかれこれ15年来の付き合いなので、愛を込めて「Macちゃん」と呼んでいます(どうでもいい)。
PHPを動作させる際には、XAMPPを使っています。
MacだとXAMPPよりもMAMPの方が一般的なのかな?と思うのですが、仕事はWindowsのため、ローカル環境ではXAMPPを使うことが多いので、自宅でもなるべく環境を合わせるためにXAMPPを使用している感じです。
それで今までMySQLでDBを弄ったりする時は、phpmyadminを開いて、そこで直接SQL文流して、っていうのをやってました。
先輩プログラマーには、コマンドライン入力(キーボードでコマンドを入力することでコンピューターに命令を出すこと)を癖付け方がいいと、今まで何度かアドバイス頂いてましたが、コマンドラインにどうしても苦手意識があってあまり使わないようにしてたんですよね。
Linuxで動かす時は仕方なくコマンドラインを使ってましたが…。
しかしプログラマーたるもの、やはり黒い画面にコマンドをパチパチ打ち込んで、なるべくキーボードだけで完結させるのが理想だと思うんです。
効率も上がるだろうし。カッコイイし。
MySQLもMacのターミナルからコマンド入力して起動出来たら、それだけでかなり効率上がる気がする。
というわけでまずはターミナルを起動して試してみた。
ターミナルを使ってMySQLを起動させる
ここでは仮にrootユーザーでMySQLを起動させてみようと思います。
mysql -u root
もし、root以外のユーザーでログインするなら、
mysql -u [ユーザー名]
ユーザーにパスワードを設定しているなら
mysql -u [ユーザー名] -p
と入力し、その後に設定しているパスワードを入力します。
すると下記のように、command not foundというエラーが出てしまいます。
これは、「mysql -u rootなんていうコマンドはないよ!」と言われています。
何故こんなことを言われるのかというと、XAMPPのパスが通ってないからです。
上記のように、
cd /Applications/XAMPP/bin
という風にXAMPPがあるディレクトリに移動してから、先ほどのMySQL起動のコマンドを入力してやればログインは出来るんですが、毎回指定のディレクトリまで移動するのは面倒ですよね。
なので、まずはXAMPPのパスを通してやらなくてはなりません。
XAMPPのMySQLのパスを通す方法
パスを通すためには、.bash_profileにパスを通すための記述をします。
vi ~/.bash_profile
.bash_profileを編集します。その際、.bash_profileがなければ、自動的に新規作成されます。
これで.bash_profileが開かれるのですが、開いた時の状態では入力モードになっていないので、文字を入力することが出来ません。
入力モードにするには、iキーを入力します。
すると、INSERTという文字が出てきました。これで文字が入力出来ます。
export PATH=$PATH:/Applications/XAMPP/xamppfiles/bin
と入力します。PATH=$PATH:の後ろは、通したいパスを入力します。私の場合は上記の通り。
通したいパスが指定出来たので、.bash_profileのファイルを保存して閉じます。
ファイルを閉じる時は、Escキーを押してから、:wqと入力する。
このままだとまだパスは通っていないので、下記を入力し、.bash_profileを実行します。
source ~/.bash_profile
これでようやくXAMPPのパスが通りました。この状態で、もう一度MySQLを起動してみます。
mysql -u root
無事MySQLが起動出来ました。今後はこのような面倒なことをせずとも、ターミナルを起動して
mysql -u root
と入力するだけで、MySQLにログイン出来るようになりました。
ちょっとしたことですが、パスが気持ち良く通ったことで、自分の中でコマンドライン入力へのハードルがほんの少しだけ下がった…気がします。笑